すずめさんのおうち

陰キャのブログ

デュエマクラシック交流会その②

前回の続き


今回は貸し出したデッキの紹介です


【赤青ヴァルボーグ

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(左上で反射しちゃってるのは≪エメラル≫と≪ディープオペレーション≫、左下は≪小さな勇者ゲット≫)


クラシックにおけるビートダウンの頂点

≪機神装甲ヴァルボーグ≫を軸に据えたアグロ寄りのミッドレンジデッキ

ヴァルボーグ≫と各種ウィニーによって盾を素早くブレイクし、強力なリキッドピープル進化クリーチャーで最後のゴリ押しをする、非常に基本に忠実なデッキ

【赤単ヴァルボーグ】であれば最軽量ウィニーである≪凶戦士ブレイズクロー≫、≪解体屋ピーカプ≫のようなスピードアタッカー持ち、≪クリムゾンハンマー≫≪灼熱波≫≪トルネードフレーム≫のような除去カードに割く枠で水文明のカードを採用しています


赤単よりも赤青を選んだ理由

まず≪アクアガード≫や≪エメラル≫があることで、アグロ同士のマッチを取りやすくしている

環境の読みにくいクラシックフォーマットにおいて、≪クリスタルパラディン≫&≪クリスタルランサー≫という太い勝ち筋を採れるのが大きい

≪アクアサーファー≫が単純に強力。序盤で盾を割り切るって戦法と除去能力を持ったシールドトリガークリーチャーという性質が非常にマッチしている


そんなところかな



さて各カードの解説

・≪不死身男爵ボーグ≫≪喧嘩屋タイラー≫≪小さな勇者ゲット≫

2コスト進化元ウィニー。引けないと始まらないため3種12枚採用。≪ボーグ≫は淡白なスペックながら何もデメリットを持たないため積極採用。≪タイラー≫も似たような感じ、≪ボーグ≫とどっちが強いかはその時の状況次第。≪ゲット≫は強制攻撃のデメリットがかなり響く対面もあるため消極採用

・≪機神装甲ヴァルボーグ

このデッキのメインアタッカー。5000のパワーラインは同コスト帯トップクラス、進化元も豊富、Wブレイカー持ちと良いとこ尽くし。初期の金文字版が3枚しか手に入らず泣く泣く再録版を使用

・≪ボルカニック・アロー≫

たった2マナで6000火力出す強力な除去カード。デメリットで自分のシールドを1枚犠牲にするが、基本的にはこちらが相手より早い速度で盾を割っているのでそこまで気にならないことが多い。状況を選ぶカードではあるので3枚にしてるが4枚採用候補

・≪バースト・ショット≫

クラシック環境における火文明最強のシールドトリガーと言っても過言ではない。パワー2000ラインは各種デッキのウィニー・進化元クリーチャーが軒並み入ってくるため、序盤に一枚トリガーするだけでゲーム自体を左右できてしまう可能性がある。もっとも、対面が火文明を使ってれば自ずと意識されるものなので、例えば火力範囲内の≪アクアサーファー≫からアタックするだの何かしらプレイで対策されがち。直前まで手に入らず前日に必死こいて探し回った

・≪スパイラル・ゲート≫

説明不要、強力シールドトリガー

・≪エメラル≫

これを引くだけでアグロ対面が楽になる。序盤で≪アクアサーファー≫などを盾に仕込みたい

・≪アクア・ハルカス≫

ネタにされがちだけどクラシックフォーマットでプレイすると殿堂も納得の強さ。キャントリップがどれだけ強力かはクラシックをプレイしてみれば分かる。しかも進化先は全部優秀、完璧エリートクリーチャー

・≪ディープ・オペレーション≫

殿堂ドローソース。一度に大量のリソースを稼げる可能性がある。息切れしやすいこの手のデッキだと2〜3枚のドローですら強力なので打つ価値がある

・≪アクア・ガード≫

超優秀な進化元。スペック自体は淡白な1コスト2000攻撃不可のブロッカー。同系相手にブロッカーとして盾を守ったり、殴り返しの対策としてアタッカーの横に立てたり、なにかと使い道のあるカード。赤単との差別点

・≪アクア・サーファー≫

超強力シールドトリガー。1面除去しながら返しのターンで各種リキッドピープル進化が乗る

・≪クリスタル・パラディン

ブロッカーで守りを固めてきた相手の顔面をガラ空きにし、最後のゴリ押し打点を通すカード。ブロッカーを超えられなくても、ウィニーを横に並べてこれをプレイする勝ち筋が採れる。≪ヴァルボーグ≫で盾を割り切るプランと非常に相性が良い。≪パラディン≫に≪パラディン≫を乗せたりもするのでここは少し多めに枚数割いて3枚

・≪クリスタル・ランサー≫

クラシック環境最強のアタッカー。2点確実に通せる。普通にこれで4回殴ってゲーム終わりもある。パワーも非常に高く殴り返しにも強い。そんな完璧超人クリーチャーだがコスト6はこのデッキとしては少々重たい。最終盤に1枚ゲームに絡めばそのまま押し切れることが多いため2枚の採用


次に採用候補カード

・≪機神装甲ヴァルディオス≫≪機神装甲ヴァルバロス≫

ヒューマノイド進化クリーチャー。進化クリーチャーは召喚酔いの影響無くアタックすることができ、かつ≪ヴァルボーグ≫と進化元を共有できるため魅力的に見える。しかし≪ヴァルディオス≫は4コストのため速度不足であり実質≪ヴァルボーグ≫の下位交換と判断、≪ヴァルバロス≫もWブレイカーを持たずパワーも低いため≪ヴァルボーグ≫の下位交換と判断し不採用

・≪技師ピーポ≫

pigでランデスできるクリーチャー。効果は強力だが、ウィニーヒューマノイドに寄せたいため不採用。ただ≪ゲット≫のデメリットがかなりはっきり分かってきたので、進化元を削ってでもこちらに切り替えるのはあり寄りと考え中

・≪アクア・チャージャー≫

シールドトリガー持ちのリキッドピープル。トリガーで5枚目以降の≪アクアサーファー≫としての採用はもちろん、普通に進化元として手出ししても良いスペック。ただし、今回の主役は≪ヴァルボーグ≫をはじめとした火のクリーチャーであり、リキッドピープル進化クリーチャーは中盤以降でプレイできればいいためそこまで寄せなくて良いと判断。青単系でデッキ組むなら確実に入ると思う

・≪ステンドグラス≫

攻撃時火文明か自然文明のクリーチャーをバウンスできる。死なない限り何度でもバウンス効果を使えるため同系に強く出られるが、採用する水文明のカードをリキッドピープルに寄せないと安定して進化できないため今回は不採用


こんな感じです

このデッキ、今回組んで持ち込んだ中でもっとも完成度が高いと思ってます

不利対面が少なく、自分の動きを押し付け対処を迫るタイプのデッキなので、環境が読めない時はこの手のデッキを使うのがいいと考えてます


次は最後のデッキについて記事にしようと思います

おわりです