ロボットの話【ガチャンコガチロボ】
雀です
※まずこの記事を綴るにあたって、構築の段階から調整してくれたりアイデア出したりしてくれ、レシピの公開まで許可してくれた松井くんに感謝と敬意を。こんなただ捲りたいだけの陰キャオタクに付き合ってくれてありがとう!!
今回は3枚捲るロボットについての話です
≪ガチャンコ ガチロボ≫
6マナ6000、Wブレイカーの中型クリーチャー
場に出た時と攻撃時にデッキの上から3枚見て、コストが同じクリーチャーなら全て場に出るガチャガチャクリーチャー
その捲るコストによって◯◯軸と呼ばれる
今回の記事では、ガチャンコガチロボ本体と同じ「6軸ガチロボ」について語らせてもらおう
まずこの記事を書くことにしたきっかけから
今日のラボの公認大会、僕はまた青単を握るか別のデッキを握るか悩んでいた
どうせなら楽しもうということで、一緒に参加する松井くんと構築をシェアしたガチロボで出ることにした
1回戦、参加者16人(抽選)でまさかの松井くんとミラー対決することに。遠隔かね
ミラー対決を引きだけで制した後、優勝したらブログの記事にするわと宣言
ビマナ、赤黒墓地、オボロティガをなんとか制し優勝、公認大会で勝っただけなのにイキり散らすという今回の記事を書くことにした
では構築
自然文明
≪バー・キューベー/クー・ラクタロウ≫x4
≪口寄の化身/強欲の王国≫x4
≪虹出づる繭 ミノガミ/帝の目覚め≫x2
≪超起動罠 デンジャデオン/地獄極楽トラップ黙示録≫x4
水文明
≪機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」≫x3
≪アクア・サーファー≫x4
≪ガチャンコ ガチロボ≫x4
≪斬隠オロチ≫x1
光文明
≪無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク≫x3
≪気高き魂 不動≫x3
≪龍装の調べ 初不/ホーリー・スパーク≫x4
火文明
≪龍覇 グレンモルト≫x4
超次元ゾーン
≪銀河大剣 ガイハート≫x2
≪将龍剣 ガイアール≫x1
≪無敵剣 プロト・ギガハート≫x1
≪最前線 XX幕府≫x1
≪龍魂城閣 レッドゥル≫x3
各カードの解説
・自然文明
≪バー・キューベー/クー・ラクタロウ≫
デッキの上から3枚見て、好きなクリーチャーを加えることができる、別名「ガチロボマップ」
サーチ先最優先は後述するブーストの≪強欲の王国≫、もしくは≪帝の目覚め≫
上面もパワー7000のWブレイカーなので打点として優秀、スマッシュバースト持ちなので後続をサーチできるのも利点の一つ
≪口寄の化身/強欲の王国≫
新弾で追加されたツインパクトカード。ガチロボマップから最優先でサーチして一気にマナを伸ばす
3→6のジャンプから≪ガチロボ≫に繋げるのが最も太い勝ち筋。ていうか勝つにはそれを成功させることが条件まである
何があれって≪ガチロボ≫で捲っても上面コスト6だから失敗しないこと
cipのドロー効果も強く、後続を抱えたり後述する≪デンジャデオン≫の弾を抱えたりできる
≪虹出づる繭 ミノガミ/帝の目覚め≫
ツインパクトカードが増えた今の【ガチロボ】において、マナからリソースを回収できるカードは本当に優れている
下面は≪クー・ラクタロウ≫と組み合わせればブースト、後半は≪ディール≫、≪初不≫なんかを拾い上げるのに使う
≪超起動罠 デンジャデオン/地獄極楽トラップ黙示録≫
上面は、初回攻撃時にトラップ呪文を踏み倒せる効果。このデッキに入っているトラップ呪文は≪地獄極楽トラップ黙示録≫のみだが、クリーチャーもシールドもマナに飛ばせる優れもの、しかもトリガー付き
自分の攻撃時は≪トラップ黙示録≫で相手のシールドをマナ送りにする事で、≪ガチロボ≫の隠された効果「相手のシールドが2枚以下なら自分の水のクリーチャーは攻撃もブロックもされない」が達成し易くなる
相手の攻撃時にも≪トラップ黙示録≫が打てるので、手札に構えておけばクリーチャーに当てて防御することも可能
・水文明
≪機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」≫
上面を捲るとバウンス、下面はゲームを決めに行くアタックの前に唱えることでトリガーを止める役割がある
特に、≪デスマッチビートル≫のような≪不動≫ではどうにもならないようなメタカードを複数立てられた時にこのバウンスが重宝する
【ガチロボ】ミラーでラッキーナンバー6の宣言をし合うのは不毛よ
≪アクア・サーファー≫
汎用シールドトリガー。青色してるのが偉い
≪ガチロボ≫で捲った時は相手のブロッカーや面倒なメタカードを退かすことができる
また、≪オロチ≫と一緒に捲るとそれを手札に戻してニンジャストライクを構えることができる
≪デンジャデオン≫と捲ればそれを手札に戻して≪トラップ黙示録≫として使うことができる
ただし≪不動≫と一緒だと使いにくいところには注意
≪ガチャンコ ガチロボ≫
このデッキの核。このカードの能力で捲るカードは全てコスト6のため、プレイするだけで3体のクリーチャーを踏み倒すことができる
6、6、6。悪魔の数字。秘密結社、フリーメイソン
まあこのカードについてはあんまり説明は要らない、相手のシールドが2枚以下になると追加効果があるのでそれだけ忘れないようにプレイしましょうってこと
≪斬隠オロチ≫
追加ガチャできるカード
手札に構える手段も結構豊富に持ってるのでニンジャストライクする機会も多い
・光文明
≪無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク≫
相手の展開を止めるカード
従来の【ガチロボ】と異なり、≪ジャガルザー≫や≪ムラマサ・リザード≫を採用していないため、≪ガチロボ≫をプレイしたターン中にゲームが終わることはない
このカードを捲ることで、他の捲ったカードでゲームを決めに行くターンを稼ぐことができる
また下面がスパーク名称持ちのため≪初不≫と相性が良い
≪気高き魂 不動≫
ロボット達をメタカードや除去から守ってくれるロボット達の救世主
従来型では困難だった≪オニカマス≫に対して強く出ることができ、≪ミクセル≫、≪オリオティス≫あたりを除去するために入れていた≪G・W・D≫の枠まで空けることができる
また不要になった≪達閃≫や≪初不≫の上にNEO進化することでプレイしたターンに殴ることも可能
シールド追加能力も相手のリーサルをずらすことができるため、場合によっては積極的に殴って行くこともある。【ガチロボ】ミラーではこの効果によってシールドを増やすことで、≪ガチロボ≫の効果発動を抑止する動きがよく見られる
イラストもロボットっぽくてかっこいいよね
≪龍装の調べ 初不/ホーリー・スパーク≫
下面はご存知≪ホーリー・スパーク≫。トリガーすると相手の攻撃を止めることができ、≪ガチロボ≫をプレイするための猶予が貰える強力なカード
このカードの真価は上面にある
まず、cipで相手のタップされているクリーチャーをフリーズ状態にすることができる。フルパンの返しにプレイすれば実質的な追加ターンとなり得る
そしてスパークをプレイした時もこの効果が発動する。スパーク名称カードはこのカード自身の他に≪パシフィック・スパーク≫があるため、効果を発動する機会もかなり多い
≪虹出づる繭 ミノガミ/帝の目覚め≫と合わせて何度も≪パシフィック・スパーク≫を打ち込めれば、かなりのターン数を稼ぐことができる
これが全部6コストのカードでできるんだから、ロボットってすごい
・火文明
≪龍覇 グレンモルト≫
コントロールに寄せているこのデッキでは少し浮いているカード
後述の超次元ゾーンは全てこのカードのために用意されている
このカードの使い方は、それぞれの超次元カードの解説で語ることにする
・超次元ゾーン
≪銀河大剣 ガイハート/熱血星龍 ガイギンガ≫
≪グレンモルト≫の代名詞的カード。一時代を築いたフィニッシュ性能は未だ健在、龍解時火力は勿論、事実上の選ばれない能力はこのデッキのフィニッシャーとしてももってこいである
≪ガチロボ≫の攻撃時効果で≪グレンモルト≫を捲りこのカードを装備、2回目の攻撃時にこのカードが場に出ているので龍解できる
2本使うことがあるので2枚採用
≪将龍剣 ガイアール/猛烈将龍 ガイバーン≫
≪グレンモルト≫を実質cip7000火力に変換するカード
≪ガイギンガ≫がガイアールコマンドドラゴンなので極稀に龍解する(そのまま超次元ゾーンに戻った方が強いことが多い)
今のところ2本目が欲しかったことがないので1枚採用
≪無敵剣 プロト・ギガハート/最強龍 オウギンガ・ゼロ≫
≪グレンモルト≫に耐性を付与できる。2回目の攻撃以降に出てしまった≪グレンモルト≫に付けることが多い
また≪グレンモルト≫のみしかプレイできない時、とりあえずこのカードを付けておけば迂闊に除去できないため便利かも
裏面は、最強龍というには微妙なスペックだけど耐性のおまけで出てくるには結構強い
≪最前線 XX幕府≫
松井くんと唯一違うポイント。火のクリーチャーが2回アタックすると龍解するため、≪グレンモルト≫、≪ガイギンガ≫と相性が良い
龍解後効果は何色のクリーチャーが攻撃してもブロッカー除去となるため、≪メメント守神宮≫がプレイされても攻撃を通すことができる
このカードを入れてれば良かったって思ったことが1度だけあったため、2本目の≪ガイアール≫や4枚目の≪レッドゥル≫、はては≪ウルオヴェリア≫≪ジャンヌミゼル≫より優先して採用している
≪龍魂城閣 レッドゥル≫
cipで≪グレンモルト≫を捲った≪ガチロボ≫をスピードアタッカーに変えて即殴れるようにしてくれるカード
このデッキではカードのプレイがほとんど≪ガチロボ≫を用いた踏み倒しによって成り立っている
そのため、≪ガチロボ≫の効果を如何に多く発動するかが勝負を決める
このカードは≪ガチロボ≫の効果発動を確定で1回増やせるカードのため、≪グレンモルト≫を積極採用している理由もここにある
決して「1日1回感謝の銀河大剣ガイハート」のためではないのである
またこのカード、≪グレンモルト≫が場に残っていなくても問題ない「ドラグハートフォートレス」である点が素晴らしく、踏み倒しに対するメタカードによって≪グレンモルト≫が退いてしまっても≪ガチロボ≫の攻撃時効果を発動できる
≪不動≫を捲らないとどうにもならないメタカード、≪サーファー≫、≪ディール≫でバウンスしないとゲームを大きく傾けてしまうカードなどを捲りによって引ける可能性を高めている
4枚目の枠は≪XX幕府≫に譲ったけど、4枚入れても差し支えない。まあ普通にそんな使わないけどね
解説は以上です
ガチロボは楽しい
捲るのは楽しい
過去にいろんな「軸」を組んできた
6軸、5軸、4軸、7軸、8軸、9軸、10軸
なかでも8軸、9軸は傑作だった
≪超天星バルガライゾウ≫。CSでも使用した
≪フェアリーギフト≫の殿堂、≪ガラムタ≫の殿堂…逆風の時代もあった
≪キング・シビレアシダケ≫が登場して大興奮した。3→6ジャンプ、手札全置き、トップ解決はこの頃から確立したプレイスタイルと言える
新弾リリースの度に強化されてきた
B・A・Dの登場、6軸に≪G・W・D≫という革命が起きた
ツインパクトの登場、各軸に呪文面を持つクリーチャーが投入され、デッキパワーが軒並み底上げされた
≪黒豆だんしゃく/白米男しゃく≫、≪カブトリアル・クーガ/ミステリー・ディザスター≫により8軸が環境クラスに顔を出すようになった
そしてツインパクトパックにより≪口寄の化身/強欲の王国≫というスーパーカードが降臨
≪ガチロボ≫自体のシングル価格も1kを超えるようになり、昔のような安く組めるデッキではなくなってしまった
それでも僕は
ガチロボを触って欲しいし使って欲しい
そして興奮して欲しい
真のデュエルマスターズはここにある
長々とお目汚し失礼しました
おわりです